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2023.09.28

浜松市・藤枝市の注文住宅は木造と鉄骨どちらがいい?メリット・デメリットで比較!

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浜松市・藤枝市の注文住宅は木造と鉄骨どちらがいい?メリット・デメリットで比較!

木造住宅とは

木造軸組工法(在来工法)

木造は、住宅の柱や梁など主要な構造部分に木材を使用して作られた建物の構造のことです。木造建築は、古来より日本で使用されてきた手法であり、住宅以外にも神社やお寺、駅や役所などもかつては木造が採用されていました。木材は、吸湿性が高く、四季折々で気候が変わる日本の風土に合う材料です。

木造には、大きく分けて下記の3種類の建築構造があります。

木造軸組工法(在来工法)

木造軸組工法とは、柱と梁、筋交いが主要な部材で、地震の水平力に筋交いで耐える構造で日本古来の建築手法です。

木造枠組壁工法(ツーバイフォー工法)

木造枠組壁工法は、北米由来の主に断面が2×4インチの角材と木製パネルを組み合わせて建築する工法です。

木造ラーメン工法

木造ラーメン工法は、木材と柱の梁をボルトや鋼板などの金具を使用して半剛接合する工法です。ただし対応できる施工会社は限られています。

木造住宅のメリット・デメリット

住宅のメリットとデメリット 背景が葉っぱ

木造住宅は、断熱性・吸湿性が高いため日本の気候にマッチし、外の気温や湿度の影響が少なく済むことがメリットです。また、鉄骨造や鉄筋コンクリート造と比較すると、建築費が安価に抑えやすいこともメリットのひとつです。

デメリットとしては、鉄骨造や鉄筋コンクリート造と比べて税法上の耐用年数が短いことが挙げられます。ただし、鉄骨造や鉄筋コンクリート造と比べて短いということであり、木造住宅が短期間で劣化するわけではありません。とはいえ、木造はシロアリなどの害虫に弱いため害虫対策を講じたり、構造材が可燃物のため防火対策を講じることが必要です。なお、建築する工務店・職人の腕によって品質に差が出ることもあるため、信頼できる工務店に依頼することが重要です。

鉄骨造とは

鉄骨造とは、柱や梁の骨組みに鉄骨を用いた構造です。鋼材の厚みが6mm以下の「軽量鉄骨造」と6mmを超える「重量鉄骨造」があり、主に2~3階建ての住宅は軽量鉄骨造となります。

鉄骨造住宅のメリット・デメリット

鉄骨造住宅のメリットは、耐久性が高いことです。鉄骨造の建物は適正なメンテナンスを行えば、耐用年数は有に50年~60年以上、ときには80年~100年程度となることもあります。材料強度が高いため、柱のない大空間を作りやすいこともメリットです。あらかじめ工場で一定の組み立てをする工法が多いため、工期が短く、また誰が建てても一定の品質を保ちやすいことも特徴です。

デメリットとしては、木造より建築コストが高い傾向があることです。鉄骨は材料費が高く、運搬費や施工にも手間が掛かります。また、鉄骨は重量があるので土地の状態によっては地盤補強が必要です。よって、コストが高くなる傾向があります。また鉄骨造は気密性がとりにくく、気密性能が低いということも大きなデメリットです。

鉄筋コンクリート造とは

鉄筋コンクリート造は、コンクリートと鉄筋(太さ10mm以上の棒鋼)を一体化させた構造部材によって架構された構造です。

鉄筋コンクリート造住宅のメリット・デメリット

鉄筋コンクリート造住宅は、気密性・遮音性・耐火性が高いことがメリットとなります。工法上、柱・梁・外壁・床などが隙間なく一体となっているため気密性が高くなります。また、壁や床がコンクリートで厚く充填されるため、他の構造に比べ外壁を貫通する音や上階の床衝撃音に対する遮音性能が高いとされています。そして、主要材料のコンクリートは不燃材料であるため、高い耐火性も有しています。

ただし、木造住宅・鉄骨造住宅よりも建築費用が高く工期も長いため、一戸建て住宅よりも大規模な建築物に向いており、マンション等に採用される構造です。そのため一般的に一戸建て住宅で採用されることは少ないです。

>>注文住宅における住宅性能の重要性は?浜松市や藤枝市に必要な断熱性能も

一戸建ての木造住宅の割合

住宅模型

日本国内の一戸建て住宅の構造の多くは、木造住宅です。実際にどのくらいの木造住宅が建てられているのでしょうか。ここからは、一戸建て住宅における木造住宅割合についてご紹介します。
総務省統計局「平成30年住宅・土地統計調査」によると、全国の住宅のうち、53.6%が一戸建てです。静岡県ではその割合は66.6%と、一戸建ての割合が全国平均を大きく上回っています。

また、一戸建て住宅における木造住宅の割合は、全国で92.5%なのに対し、静岡県は90.9%です。一戸建ての場合は、全国でも静岡県でも約9割が木造住宅であることがわかります。

参考元:総務省統計局「平成30年住宅・土地統計調査」

浜松市、藤枝市の気候

浜松市は、豊かな自然に恵まれた市です。静岡県の沿岸部に位置し、北に赤石山脈、南に遠州灘と海山に囲まれ、天竜川や浜名湖など、美しい水脈に彩られています。

気候は温暖で過ごしやすいのですが、冬は「遠州のからっ風」と呼ばれる北西の強い季節風が吹き、気温以上に寒さを感じます。とはいえ、冬の平均気温は5℃を下回ることがなく、温かい地域と言えます。

藤枝市は、静岡県のほぼ中央に位置しています。赤石山系の森林地帯と大井川に接し、自然環境が豊かなエリアです。

年間の平均気温が16.6℃(全国平均15.5℃)と高く、温暖な気候であることに加え、冬はほとんど雪が降りません。暖房費も抑えられ、暮らしやすい地域です。

参考元:浜松市「自然・人口」
参考元:藤枝スタイル「自然が豊かで見どころも満載」

>>浜松市東区の住みやすさは?駅前や国道沿いにおける家づくりのポイントも
>>浜松市北区の住みやすさは?主要都市へのアクセスやおすすめエリアもご紹介
>>藤枝市はどんな街?住みやすさや交通情報など、おすすめエリアも紹介

台風や地震による災害リスク

住宅のミニチュアと洪水ハザードマップ

静岡県の西部に位置する浜松市は、豊かな自然に囲まれた暮らしやすい地域です。浜松市に隣接する藤枝市は、静岡市から西へ約20キロメートル・静岡県のほぼ中央に位置し、中核都市として発展しています。

2022年には台風の被害により床上・床下浸水が、2023年6月には豪雨による浸水被害や土砂災害が発生しました。事前にハザードマップを確認して、水害のリスクを把握しておくことが大切です。

また、この地域は南海トラフ地震が心配されるエリアで、予測震度は6弱~6強だと言われています。いざという時のために、地震に強い住まいづくりが必要な地域だと言えるでしょう。

参考元:浜松市「ハザードマップ(浜松市防災マップ・津波浸水深マップ)」
参考元:藤枝市「藤枝市GIS(藤枝市地理情報システム)」マップ一覧
参考元:浜松市「自然・人口」
参考元:藤枝市「立地条件が抜群!アクセスも良好」

>>浜松市浜北区の水害・地盤ハザードマップをチェック!注文住宅におすすめの場所
>>藤枝市で水害が起こりやすい地域は?注文住宅を建てるのにおすすめのエリアも紹介

浜松市、藤枝市で注文住宅を検討するならR+house浜松中央・藤枝へお任せください!

大きな窓と吹き抜けで明るいリビング

R+house浜松中央・藤枝は、浜松市や藤枝市を中心に展開している住宅会社・工務店です。南海トラフ地震が心配されるエリアでも安心して暮らせるように、全棟耐震等級3が標準仕様となっています。

「R+house浜松中央・藤枝」では、随時相談会やイベントを実施しています。浜松市、藤枝市で木造住宅をはじめとするマイホームをお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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