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2023.07.24

浜松市で家を建てる際の耐震性能とは?メリットやデメリットを耐震等級とあわせて解説!

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浜松市で家を建てる際の耐震性能とは?メリットやデメリットを耐震等級とあわせて解説!

地震に弱い家のリスク

困った表情の男女と地震で壊れた家

日本は地震大国と呼ばれており、どこに住んでいても地震が起こる可能性があります。地震に弱い家を建ててしまうと、地震が起きたときに倒壊またはや半壊してしまう恐れがあります。家が倒壊してしまうと大切な財産や資産が守れないのはもちろん、人の命に関わることも。

また、倒壊せずとも、壁の内部で部材が折れたり管が破裂したりと見えない部分に影響を及ぼすことも考えられます。

マイホームはいざという時でも、安心して住めることが必須条件となります。地震が起きたときに慌てなくて済むよう、地震対策ができている家を選択しましょう。

地震に強い家の特徴

地震に負けない家

日本の住宅には地震対策が必要なことをご理解いただけたかと思いますが、地震に強い家とは具体的にどのような特徴があるのでしょうか?地震に強い家の特徴は、主に次の3つとなります。

① 耐震・免震・制震いずれかの地震対策をしている
② 長方形や正方形のシンプルな形で地震のエネルギーを分散させやすくしている
③ 地盤が強く建物をしっかりと支えられる(地盤を補強することも可能)

住宅を建てるときに意識するポイントは、地震に強い構造や間取りを選択することです。また、地盤が強く揺れが起きてもしっかりと支えられる土地を選ぶことで、地震に強い家づくりが叶います。

地震対策の3つの構造

耐震住宅・制震住宅・免震住宅と作業員

地震に強い家を建てるには、地震対策に必要な構造を理解しておく必要があります。ここでは、注文住宅で使用されている3つの構造を簡単にご紹介します。

耐震とは

耐震とは、建物の強度を高めて地震に耐える構造のことです。例えば、柱や壁の強度を高める、筋交いなどの補強部材を使用するなどが該当します。3つの構造の中では最も一般的で、現在の建築基準法に沿って建てられた住宅は耐震構造に対応しています。

免震とは

免震とは、建物と基礎の間に免震装置を設置する構造のことです。建物と地面を力学的に切り離すことで、地震の揺れが建物に伝わりにくくなります。免震装置にはゴムやバネなど揺れを吸収する材質を使用しており、建物に加わる力や伝わる揺れを最小限に抑えることが可能です。

制震とは

制震とは、建物の内部に制震装置を取り付ける構造のことです。一般的には壁の内部にダンパーと呼ばれる制振装置を取り付けて、建物の揺れを吸収します。台風などの強風による揺れにも対応でき、高層ビルで採用されることが多いです。

耐震のメリット

ここからは、耐震構造に焦点をあてて詳しく見ていきましょう。まずは、耐震のメリットについてご紹介します。

土地や建物に制限がない

耐震は建物自体の強度を高める方法なので、土地や地盤の制限がありません。設計の自由度も高いため、間取りに影響が出にくい点もメリットです。免震のように基礎部分に装置を設置しないため、地下室を作ることもできます。

費用を抑えられる

耐震は他の構造よりも、低コストで取り入れることができます。耐震構造にしたからといって、費用がかさむことはありません。また、リフォームをする場合も、必要な部分にのみ耐震構造を加えることができ、メンテナンスがしやすい側面があります。

強風や台風の揺れにも強い

耐震は建物全体で水平方向の揺れを分散できる構造なので、台風や強風の揺れにも強いです。台風などの災害にも備えることができ、揺れによる被害を最小限に抑えられます。

耐震のデメリット

耐震のデメリットとしては、下記のようなことが考えられます。

・地震の揺れ自体は建物に伝わる
・家具が転倒するリスクがある
・繰り返しの揺れに比較的弱い

耐震は地震の揺れ自体は伝わる構造なので、建物が揺れたときに人が転んだり家具が転倒したりなどの被害が出る可能性があります。

耐震等級とは

ポイントを説明するスーツの男性

耐震等級とは、2000年に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」で住宅の耐震性能を示す基準として定められたものです。耐震性能を下記の1等級から3等級に分けており、それぞれの基準を明確にしています。

表 耐震等級説明

「R+house浜松中央・藤枝」は全棟で耐震等級3が標準仕様となっており、最高レベルの耐震性能を持つ注文住宅を提供しています。

地震に強い家にするための構造設計

建築家の図面作成の様子

耐震性能以外にも、地震に強い家にするために下記のような計算や設計を行います。

表 許容応力度計算

「R+house浜松中央・藤枝」では1棟ごとに構造計算を行い、構造専門の建築士が様々な角度から厳密に耐震性能を確認しています。

>>浜松市の一戸建て住宅の安全性は構造設計がポイント!併せてこちらもチェック

浜松市・藤枝市の災害リスク

静岡県の西部に位置する浜松市は、豊かな自然に囲まれた暮らしやすい地域です。浜松市に隣接する藤枝市は静岡県のほぼ中央に位置し、中核都市として発展しています。

2022年には台風の被害により床上・床下浸水が、2023年6月には豪雨による浸水被害や土砂災害が発生しました。事前にハザードマップを確認して、水害のリスクを把握しておくことが大切です。

また、この地域は南海トラフ地震が心配されるエリアで、予測震度は6弱~6強だと言われています。いざという時のために、地震に強い住まいづくりが必要な地域だと言えるでしょう。

>>浜松市東区の災害発生リスク・エリア情報について詳しくはこちら!
>>浜松市北区の災害発生リスク・エリア情報について詳しくはこちら!
>>浜松市浜北区の災害発生リスク・エリア情報について詳しくはこちら!
>>藤枝市の災害発生リスク・エリア情報について詳しくはこちら!

地震に強い住まいづくりは「R+house浜松中央・藤枝」にご相談ください

ブルーのソファがあるLDK

「R+house浜松中央・藤枝」は、浜松市や藤枝市を中心に展開している住宅会社・工務店です。南海トラフ地震が心配されるエリアでも安心して暮らせるように、全棟耐震等級3が標準仕様となっています。

合理的に安全性を確保しやすい木造軸組パネル工法を採用しており、面で全体を支え横方向からの衝撃にも耐えられるよう工夫しています。

「R+house浜松中央・藤枝」では、随時相談会やイベントを実施しています。地震に強い住まいをお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

>>地震リスクの高い静岡県浜松市でも安心できる耐震性能についてはこちら!