土地選びをするときのチェックポイント

土地を探すときは不動産仲介会社に依頼する方が多いですが、ハウスメーカーや工務店に探してもらう方法もあります。土地を選ぶ際のポイントを見ていきましょう。
周辺の環境
・通学・通勤の利便性
・最寄り駅へのアクセス
・買い物施設(スーパー・コンビニ・ショッピングセンターなど)へのアクセス
・市町村役場・銀行・病院などへのアクセス
・エリアの将来性
現在はそれほど利便性が良くないエリアであっても、再開発により暮らしやすい場所に生まれ変わる可能性があります。そのため、現在の利便性だけでなく、将来の計画までチェックしてエリアを選びましょう。
用途地域
住宅地としての環境は、用途地域により異なります。
浜松市中央区西地域ですと、志都呂町や大平台。また、南地域は楊子町、頭陀寺町、芳川町などが用途地域に指定されております。
用途地域は見直しもおこなわれるため、候補に挙がっている土地がどの用途土地に当たるのかを、確認しておきましょう。
建ぺい率・容積率

建てられる建物の大きさ・高さは、土地ごとに決められています。建ぺい率は建築面積の上限、そして容積率は延べ床面積の上限を表します。これらは用途地域などの種類ごとに決められており、土地を選ぶときに必ずチェックしたいポイントです。
土地面積100㎡・建ぺい率50%・容積率100%の場合は、どのくらいの広さの家を建てることができるのでしょうか。この場合は、建物面積上限が50平方メートル、延べ床面積上限が100㎡ということになります。そのため、1階・2階ともに50㎡(約15坪)の家を建てることが可能です。また、同じ土地面積・建ぺい率の土地において、各階50㎡の広さで3階建てにしたい場合は、容積率150%の土地を探さなければなりません。
平屋を建てたい場合は生活空間が1階のみとなるため、広い土地を探す必要があります。家族3~4人がゆったりと暮らしていくためには、120㎡(約37坪)の延べ床面積が必要です。土地の建ぺい率が50%であれば240㎡(約73坪)以上、30%であれば400㎡(約121坪)以上の延べ床面積がある土地を購入しましょう。
土地の形
狭小地には、この三角形や台形の土地も多くあります。狭小地とは狭い土地のことで、明確には定義されていませんが一般的に15~20坪以下のところを指します。このような土地での家づくりは、スペースが限られることから、生活動線に配慮した間取りが重要です。外せない設備を厳選して、使わなくなった子ども部屋をどのように活用するかなど、将来を見据えて設計しましょう。また、狭小地では採光や風通しを良くするために、天窓や吹き抜けなどをつくるのもおすすめです。
自然災害のリスク
地震に強い家をつくりたいと考えるのであれば、家を支える地盤のチェックも重要。家を建築する前には地盤調査が行われますが、土地を購入する前に「地盤サポートマップ」で揺れやすさや液状化リスクを調べておきましょう。
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境界標の有無
土地価格
ただし、表記が坪単価なのか平米単価(1㎡当たりの価格)なのかをしっかりと確認する必要があります。両方が記載されていることも珍しくないため、混同しないようにしましょう。
浜松市中央区(西・南地域)のエリア情報

ここからは、浜松市中央区西地域と南地域の特徴をご紹介していきます。
浜松市中央区(西地域)
【浜松市中央区西地域のおすすめエリア】
大平台
志都呂
浜松市中央区(南地域)
ただし、遠州灘に面している南地域南部の海岸部では、津波災害のリスクもあります。ハザードマップを確認して土地を購入すること、災害に強い家を建てることが重要です。
【浜松市中央区南地域のおすすめエリア】
飯田町
参考:浜松市HP「西地域(旧西区)の紹介」
参考:浜松市HP「中央区(南地域)の紹介」
参考:浜松市子育て情報サイト「人気の公園一覧」
浜松市中央区(西・南地域)の最新土地価格相場

次に浜松市西地域と南地域の土地価格について、見ていきましょう。