浜名区ってどんな地域?
また、区内にはプレ葉ウォーク浜北やサンストリート浜北店、マックスバリュ浜北中瀬店など日常の買い物に便利な商業施設が複数点在。区の北部から南部にかけて遠鉄電車も通っているため、浜松駅へも30分前後でアクセス可能です。
自然が多いだけでなく、生活の利便性にも申し分のない環境にある地域といえるでしょう。
参考:浜松市HP「浜名区の紹介」
参考:天竜川上流河川事務所HP「天竜川について」
浜名区の水害リスクは高い?

海に面していない浜名区。津波の危険性はありませんが、天竜川沿いをはじめとした場所の水害リスクは確認しておく必要があります。
浜松市の水害ハザードマップをもとに、水害リスクの高い場所と安全性の高い高台の場所をチェックしておきましょう。
水害が発生しやすい場所

想定最大規模の洪水が発生した場合には、天竜川沿いの地域で広く3~5m未満浸水被害が起こると予想されています。県道45号線よりも天竜川に近い場所であれば、大雨による河川の氾濫に対して十分警戒しておかなければなりません。
特に、天竜川がカーブしている場所の内側に位置している上島には、5~7m未満の浸水が予想されているエリアが広範囲に広がっています。7~10m未満の浸水が予想されている地点もあるので、台風や豪雨による被害が予想される場合には早めに避難しておきましょう。
大雨・洪水による過去の災害事例
2022年9月には、局地的な激しい雨によって浜名区と東区を中心に96軒の浸水被害が報告されています。けが人は出ていませんが、プレ葉ウォーク浜北の西側にある矢矧橋付近では越水も確認され、周辺世帯を対象に警戒レベルの中で最も高い「緊急安全確保」が発令されました。
水害リスクが低い高台の場所は?

浜名区は、国道152号線よりも西側に浸水リスクの低いエリアが広がっています。尾野・新原・宮口・内野台・染地台などの地域であれば、比較的大雨や洪水による被害を受けにくいでしょう。
家づくりでできる水害対策

注文住宅を建てるときには、ハザードマップを十分確認し、安全性の高い場所を選ぶことが大切です。浜名区内であれば、県道45号線よりも天竜川沿いに位置している地域の水害リスクが高くなっています。より詳しい情報を得るために、不動産会社やハウスメーカーに確認してみることもおすすめです。
少しでも浸水リスクがある場所であれば、家づくりの段階で水害対策を施しておく必要があります。1階部分を駐車場にして、2階以上に居住スペースを設けてみてもいいでしょう。盛り土で土地全体をかさ上げして高さを出す方法も、浸水対策として有効です。事前にどの程度の水害リスクがあるのかを確認し、地域にあった対策をとっておきましょう。
参考:浜松市防災マップ
浜名区の地盤は強い?

浜名区の大部分が沖積平野上に位置している地域です。沖積平野は、比較的地盤が軟弱で、地震による液状化が発生しやすい場所といわれています。しかし、浜名区は天竜川によって形成された砂礫層からできた扇状地上にも位置している地域です。扇状地は、地盤支持力が大きい場所であるため、建物の基礎を設ける場所としても向いています。
土砂崩れが起こりやすい場所
液状化が発生しやすい場所
地震による被害が想定される場所であれば、地盤改良工事や建物の基礎部分に免震構造を設ける、柱や壁を強化して耐震性を高めるといった方法で安全対策を施しておきましょう。
地震による過去の災害事例
>>浜松市東区の災害発生リスク・エリア情報について詳しくはこちら!
>>浜松市北区の災害発生リスク・エリア情報について詳しくはこちら!
>>藤枝市の災害発生リスク・エリア情報について詳しくはこちら!
地盤の強度が十分ではない場合は?
方法としては地盤改良を行い、地盤の強度を強くします。主に4つの方法で地盤改良工事を行うことが可能です。
・表層改良工法
・柱状改良工法
・鋼管杭工法
・天然砕石パイル工法
中でも、「天然砕石パイル工法」は、小さく砕いた天然石を地面に埋め込み形成した石柱を使って地盤を補強する工法で、軟弱地盤にも適応可能で、地震よりも強く水はけも良いため、液状化効果も防ぐ効果も期待できます。
浜名区で受けられる災害補償はある?
風水害や火災によって住宅が全壊または全焼した場合の災害見舞金は、1~5人世帯であれば100,000円。6人以上の世帯であれば、1人につき2,000円加算されます。住宅の半壊・半焼時の災害見舞金は、1~5人世帯につき50,000円。6人以上の世帯には、1人につき1,000円加算されます。
また、災害によって死亡した方の遺族に対しての災害弔慰金や、生活の立て直しを支援する災害援護資金などの制度も十分に整っている点も浜松市の大きな特徴です。住宅全体が流失した場合には、最大3,500,000円の貸付が行われています。
万が一の災害時にも安心できる、十分な補償制度が整っている自治体といえるでしょう。
参考:浜松市HP「災害により被害を受けた人へ」
浜名区の安全性が高いエリアは?
新原エリア
染地台エリア
参考:浜松市子育てサイト「染地台野鳥公園」
>>浜松市浜名区での土地選びのポイントや坪単価など詳しくはこちら!
>>浜松市で新築なら、建築家とつくるおしゃれな平屋の注文住宅
浜名区に注文住宅を建てるなら「R+house浜松中央・藤枝」へ!

浜松市浜松市の水害・地震によるリスク、過去の災害事例、地域で受けられる補償、安全性が高いおすすめのエリアまでを一挙にご紹介しました。区の中心部に遠鉄電車や国道152号線が通っている浜名区は、落ち着いた自然環境にありながら交通の利便性もいい地域です。あらかじめハザードマップを確認しておき、安全性の高い家づくりを目指しましょう。