浜松市の特徴と魅力
静岡県の中西部に位置する、浜松市。人口の多さは静岡県内でトップクラスを誇り、政令指定都市にも認定されています。まずは、浜松市の特徴や魅力を深掘りしていきましょう。
2024年1月より行政区が再編
浜松市は7つの行政区から成っていましたが、2024年1月1日から3区に再編されました。現在は「中央区」「浜名区」「天竜区」で構成されています。
再編に至った理由は、人口減少・少子高齢化への対応や、財政健全化などのため。時代や環境の変化に伴い、将来を見据えて持続可能な行政サービスを維持すべく、市を挙げて取り組んでいます。
参考元:浜松市 | 行政区の再編について
浜松市の住みやすさ
浜松市は、静岡県内でも住みやすいエリアとして人気。浜松市の中心である中央区は交通の利便性が高く、JR浜松駅・新浜松駅をはじめ、東名高速道路や国道1号線といった主要道路も走っています。また「イオン浜松西店」「コストコ 浜松 倉庫店」など大型店舗が点在しており、買い物にも困りません。
さらに、浜松市は田舎暮らしやマリンスポーツを楽しみたい方にもぴったりです。浜松市北部の天竜区は自然豊かなエリアで、四季の移り変わりを肌で感じながら生活できるでしょう。浜名区にある浜名湖では、ウェイクボードやウィンドサーフィンなど多種多様なマリンスポーツに励めます。
参考元:浜松市移住促進ホームページ「はじめよう、ハマライフ」
浜松市の住宅状況
「令和5年版 浜松市統計書」によると、市内における2022年度の新築住宅着工数はおよそ2,300戸でした。また、総務省統計局によって実施された「平成30年住宅・土地統計調査」を確認すると、浜松市内の一戸建て約20万戸のうち1割強が平屋を選択しています。静岡県は、ほかの都道府県と比べて平屋を建てる世帯があまり多くありません。しかし、平屋の数は増加傾向にあり、人気が高まってきています。
参考元:浜松市「令和5年版 浜松市統計書 14 土木建設・住居」参考元:e-Stat 政府統計の総合窓口「住宅・土地統計調査 平成30年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計 全国・都道府県・市区町村」
浜松市で平屋を建てよう!おすすめのエリアと土地価格相場を紹介
平屋は、子どもから高齢者まで暮らしやすい設計が可能です。安定した構造で地震に強い点もメリットといえます。ただし、平屋は水害に弱い一面も。浜松市には天竜川をはじめ、たくさんの河川が流れているため、川沿いや太平洋に近いエリアほど浸水被害が懸念されます。加えて、地震発生時には津波への警戒が必要です。
しかし、浜松市で平屋を建てるのが不向きというわけではありません。ポイントは、水害の影響を受けにくい高台を選ぶこと。浜松市の高台には、平屋が悠々と建てられる広い土地が販売されています。また、浜松市は日照時間が長いことから、背が低い平屋でも良好な日当たりが期待できるでしょう。
ここでは、浜松市で平屋に向いているエリアと、土地価格相場を紹介します。
参考元:浜松市「自然・人口」
【中央区】広沢
中央区広沢は、浜松駅の北西に位置しています。エリア内には「静岡県立浜松北高等学校」と「浜松市立高等学校」が所在。また、住宅街のなかには「広沢にれのき公園」や「広沢子育て支援ひろば」があり、子育てしやすい環境が整っています。
国土交通省の不動産情報ライブラリで土地価格を確認してみると、中央区広沢の不動産取引価格の相場は、坪単価50万円前後。なかには、坪単価40万円程度で購入できる土地もあります。
参考元:国土交通省「不動産情報ライブラリ」検索結果一覧:中央区 広沢
【浜名区】内野台
染地川に隣接するエリアである、浜名区内野台。1970年代に開発された新興住宅街で「染地台野鳥公園」が近くにあり、子育て世代から人気を集めています。大型ショッピングセンターの「サンストリート浜北」へも徒歩で行け、買い物が便利です。
内野台の不動産取引価格の相場は、坪単価20~25万円。浜松市中心部から離れる分、土地購入額を抑えられるでしょう。
参考元:国土交通省「不動産情報ライブラリ」検索結果一覧:浜名区 内野台
【天竜区】緑恵台
自然に囲まれた生活を希望する方は、天竜区緑恵台がおすすめです。天竜川から近い距離に位置していますが、標高が150mほどあるため水害リスクは高くありません。なお、台風の影響で盛土が崩落した災害への対策として、市で再発防止体制を整備しています。
緑恵台は、土地価格が内野台よりさらに安いところも魅力。坪単価3万円以下で不動産取引されるケースもあります。
参考元:国土交通省「不動産情報ライブラリ」検索結果一覧:天竜区 緑恵台>>参考コラム:浜松市・藤枝市で人気のエリアや坪単価は?注文住宅を建てる土地探しのコツ5点もご紹介
浜松市で平屋を建てる際の注意点
浜松市で平屋を建てる場合、気をつけたいポイントがあります。後悔しないよう、マイホーム計画を進めるなかで注意点を把握しておきましょう。
水害リスクが高いエリアは避ける
お伝えしたとおり、平屋の弱点は水害です。上層階がないため、浸水時に逃げ場を失ってしまう危険性があります。水害による被害を回避するには、リスクを考慮して土地を選びましょう。
水害リスクは、市のハザードマップで確認できます。河川の氾濫や津波による浸水被害が想定されているので、土地購入前に目を通しておくのが望ましいでしょう。
参考元:浜松市「ハザードマップ(浜松市防災マップ・津波浸水深マップ)」
浜松駅周辺は要検討
浜松駅の近くは土地価格が高いため、あまり平屋建築に向いていません。平屋に必要な広さを確保しようとすると、土地代がかさんでしまいます。さらに、駅周辺には高さ212mを超える「浜松アクトタワー」や「プレスタワー」といった高層建造物が集中。高い建物の影に入ってしまうと、日当たりの悪さも懸念されます。
すぐれた利便性から人気を集めている浜松駅周辺ですが、平屋を建てる場合は検討が必要です。
参考元:国土交通省「不動産情報ライブラリ」検索結果一覧:中央区 砂山町参考元:国土交通省「不動産情報ライブラリ」検索結果一覧:中央区 中央
住宅の断熱性と気密性を高めておく
上層階がない平屋は、屋根からの熱が伝わりやすい傾向があります。また、日当たりに配慮して設計した結果、室内が暑くなりやすいことも。そのため、断熱性と気密性の確保が欠かせません。断熱性と気密性を高めておくと、外気の熱に影響されにくく、快適な室温をキープしやすくなります。
R+house浜松中央・藤枝では、高断熱高気密の家づくりに力を入れています。「夏は涼しく、冬は暖かい」平屋の実現が可能です。
>>参考コラム:浜松市・藤枝市の気候は?家づくりに必要な気密・断熱条件をご紹介>>参考コラム:浜松市でおしゃれな平屋を建てよう!建築事例もご紹介します
浜松市内における平屋の建築事例
最後に、浜松市内にはどのような平屋が建っているかチェックしてみましょう。
アウトドアリビングがある平屋
室内のリビングから直接つながるようウッドデッキを設置し、アウトドアリビングを設けた平屋です。目隠しのフェンスを取り付けているため、外からの視線が気になりません。天気のいい日は、子どもの遊び場や屋外での食事スペースに早変わり。ナチュラルカラーや木目を取り入れた外観で、周囲の自然に溶け込むおしゃれなデザインになっています。
>>浜松市の平屋施工事例:青空の下でアウトドアリビングを楽しむ平屋の住まい
プライベートな庭がある平屋
玄関からは目につきませんが、反対側に芝生のガーデンがつくられています。バーベキューや子どもの水遊びにぴったりです。庭の一角に多肉植物を育てるドライガーデンが設けられているのも特徴。庭へはリビングから出入りできるようになっており、キッチンからも庭を一望できます。また、天井に高低差をつけることで、おしゃれな雰囲気も演出しています。
>>浜松市の平屋施工事例:開放感のあるプライベートなお庭を楽しむ平屋の暮らし
ポップなデザインが目をひく平屋
鮮やかな青と黄色をアクセントにした平屋です。落ち着いた色味に統一するのではなく、あえてアクセントカラーを入れることで、唯一無二のマイホームとなるでしょう。また、こちらの平屋の場合、色にこだわっているのは外観だけではありません。部屋ごとにアクセントクロスを取り入れ、室内を明るくポップな雰囲気に。優しさに包まれているかのような空間となっています。
>>浜松市の平屋施工事例:お気に入りの色を楽しむポップでカラフルな平屋のお家>>浜松市のおしゃれな平屋、他の建築事例はこちら
浜松市で平屋を建てる際は「R+house浜松中央・藤枝」へ
浜松市の住宅事情や平屋建築におすすめのエリア、土地価格などを紹介してきました。土地価格や水害リスクへの考慮は必要ですが、浜松市で平屋建築は可能です。今回の情報をもとに、マイホーム計画に平屋の選択肢を加えてみてはいかがでしょう。
R+house浜松中央・藤枝は、平屋の建築実績が豊富です。さらに、高い断熱性・気密性を確保しながらも、コスト削減に尽力。部材をメーカー直発注することで中間費用をカットし、材料に余計な加工を求めない設計で手に届きやすい価格を実現しています。浜松市で平屋を検討する際は、是非R+house浜松中央・藤枝にお声がけください。