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2025.11.20

静岡で心地よく暮らすための家づくり──気候を読み解く設計と、暮らしを整える工夫

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静岡で心地よく暮らすための家づくり──気候を読み解く設計と、暮らしを整える工夫

家づくりを考えるとき、多くの方が「間取りはこれでいいのかな?」「将来の暮らしにも合うのだろうか?」と迷われます。
特にここ数年は、在宅ワークや共働きが一般化し、住まいに求められる役割が明らかに変わりました。
“家で過ごす時間が長くなった今”、住宅における快適性や家事効率、収納力、さらにはデザイン性が重視されるようになっています。
さらに静岡県は、エリアによる気候差が暮らし心地に直結する地域です。
浜松の強風、焼津・藤枝の湿気、静岡全域における強い日射…。
同じ静岡でも「どこに建てるのか」で設計が大きく変わります。
だからこそ、“流行を取り入れる”だけでなく、“地域と暮らしにフィットさせること”が重要なのです。
SEIEN ARCHITECTでは、敷地の特徴やご家族のライフスタイルを丁寧に読み解きながら、見た目の美しさだけでなく、日々の動作が心地よくなる“実感できる設計”を大切にしています。

浜松の強風に対応した「風をデザインする住まい」

浜松の強風に対応した「風をデザインする住まい」

浜松市は冬の遠州のからっ風で有名ですが、実際の計画では「敷地ごとの風の抜け方」を細かく読み取ることが重要です。
例えば、道路側から吹き込む風を避けるために玄関の向きを少し変えるだけでも、体感は大きく変わります。
また、軒や袖壁を適切に組み合わせることで、強風の日でも外観は落ち着いたまま、室内には柔らかい風が流れ込む“住み心地の良さ”が生まれます。

 

SEIEN ARCHITECTでは、
◾️玄関ポーチを壁で囲い、風の吹き抜けを抑える
◾️深い軒や袖壁を組み合わせ、風を“やわらかく受ける”外観デザイン
◾️風の通り道を見極め、窓の位置をずらして室内に心地よい流れをつくる
といった“風を味方にする設計”を採用しています。

焼津・藤枝の湿気を抑える「家事ラク動線と換気計画」

焼津・藤枝の湿気を抑える「家事ラク動線と換気計画」

湿気が多い地域では「洗濯をどこで乾かすか」が暮らしの満足度を大きく左右します。
SEIEN ARCHITECTの施工例では、ランドリー → 室内干しスペース → ファミリークローゼットを直線でつなぎ、5〜6歩で完結する動線を実現した住まいもあります。
また、湿気がこもりにくい素材や換気計画を組み合わせることで、部屋干しの臭いを抑えた“清潔な空気環境”を維持できます。

 

◾️ランドリールームとファミリークローゼットを隣接
◾️干す・しまう・畳むを最短距離で完結できる設計
◾️湿気がこもりにくい換気計画と素材選び

 

こうした工夫によって、「日々の家事が軽やかに進む家」を数多く実現してきました。
洗濯動線を“最短で完結”できるよう配置し、暮らしのストレスを大幅に軽減しています。

 日射の強い静岡に「光をやわらかく取り入れる設計」

日射の強い静岡に「光をやわらかく取り入れる設計」

静岡は年間を通じて日射が多く、明るさを活かしつつ眩しさを抑える工夫が求められます。
そこで注目されているのが、“光をデザインする”住まい。

 

◾️ふかし壁 × ニッチで光をやわらかく受け止める
◾️窓の高さ・位置を調整し、陰影を美しく見せる設計
◾️間接照明や木質素材で優しい光を空間に広げる

 

素材そのものの風合いを活かした「上質な明暗のコントラスト」は、SEIEN ARCHITECTの家づくりでも特に支持されているポイントです。

心地よさをつくる SEIEN ARCHITECTの設計アイデア

心地よさをつくる SEIEN ARCHITECTの設計アイデア

単に“映えるデザイン”ではなく、暮らしの質を高めるための“細やかな工夫”を重視しています。
これは、家で過ごす時間が増えたことにより、住まいに求められる役割が多様化したためです。
例えば、仕事に集中する場所、家族との距離を程よく保てる場所、気軽に気分転換できる場所…。
ひとつの家の中に「シーン別の居場所」をつくる設計が求められるようになっています。
さらに、住宅価格の高騰や物価上昇もあり、“少しの工夫で豊かに見える設計”が注目されるようになりました。
ニッチや小上がりなどのコンパクトな要素は、費用を大きくかけずに空間の質を高められるため、人気が続く理由のひとつです。

 

 

【設計アイデア①:こもれるワークスペース】
在宅ワークの定着により、「集中できる小さな場所」が求められています。
◾️あえてコンパクトにまとめた書斎
◾️背面収納や飾り棚で仕事効率とデザインを両立
◾️間接照明で落ち着く“こもり感”を演出
LDKの気配を感じつつも、程よく自分だけの時間を確保できる空間は人気の間取りです。

 

 

【設計アイデア②:小上がりの多機能スペース】
小上がりは、くつろぎ・子どもの遊び場・家族の第二の居場所として活躍する万能スペース。
SEIEN ARCHITECTでは、
◾️段差を収納に活かす設計
◾️照明や素材で“隠れ家”のような雰囲気を演出
など、単なる段差では終わらせない“意味のある小上がり”をご提案しています。

 

 

【設計アイデア③:ニッチがつくる上質なアクセント】
ニッチは収納としてだけでなく、空間の表情をつくる大切なポイント。
◾️額縁のように見せるフレームデザイン
◾️間接照明と組み合わせたディスプレイ
◾️素材の切り替えでアートのような存在感
細部へのこだわりが、家全体の印象を大きく左右します。
SEIEN ARCHITECTの設計力が最も活きる部分のひとつです。

まとめ:西遠建設 SEIEN ARCHITECTでは

まとめ:西遠建設 SEIEN ARCHITECTでは

静岡の気候は、単に“工夫が必要”というだけでなく、設計の工夫によって快適性を大きく高められるポテンシャルを持っています。
「快適・家事ラク・収納・デザイン性」をバランスよく組み合わせ、地域に合った設計を行うことが、長く続く暮らしやすさにつながります。
SEIEN ARCHITECTでは、地域の環境、暮らし方、デザインの好みを丁寧に読み解き、“静岡で本当に心地よく暮らせる家”をご提案しています。

 

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