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ブログ&コラム
NO.4| 五感にやさしい家 in 藤枝市「住んでから差が出る!断熱と気密の施工公開」
こんにちは!
西遠建設 SEIEN ARCHITECT広報担当の山内です^^
先日上棟を迎えた藤枝市の新築工事中のお宅から、今回は「断熱」と「気密」の施工についてお話します。
実はこの工程、お引渡し後には見えなくなってしまう部分ですが、住まいの快適さや耐久性に大きく関わるとても大切な工事なので、どの工程もお家の性能を支える“縁の下の力持ち”なんです^^
目次

雨漏りからお家を守るルーフィング材の施工
屋根には、防水・保護効果のあるルーフィング材を施工しています。
これは屋根材の下に敷く“雨から家を守る最後の砦”のような存在で、台風や大雨のときに万が一屋根材のすき間から雨水が入っても、しっかり防いでくれる役割があります。
普段は見えない部分ですが、住まいの寿命を左右する大切な工事なんです(^O^)/
35年以上の耐久性と優れた防水性能を持ち、雨漏りリスクを大幅に低減します。

冬の暖かさ、夏の涼しさに直結する壁体内の断熱材施工
壁には、ピンク色の断熱材が隙間なく施工されています。断熱材の施工品質は、冬の暖かさ、夏の涼しさに直結します。間柱と断熱材のクリアランスはどうしても隙間ができやすいため、現場にてウレタンで丁寧に埋めていきます。

サッシ周りの高性能処理
窓周りは熱の出入りが最も多い部分です。当現場では、サッシに緑色の「アクア プロテクト トップ」を施工しています。これは高密度合成繊維で作られた透湿・防水先張り水切りシートで、開口部の防水性と耐久性を高めています。サッシと壁の取り合い部分には気密テープも使用し、隙間からの空気の流入を防いでいます。樹脂サッシの採用と合わせて、結露防止と断熱性能の向上に効果を発揮します☆

天井の通気層の確保と防蟻処理
天井部分には通気スペーサーを施工し、しっかりと通気層を確保しました。
この通気層は、屋根裏にたまる熱や湿気を外に逃がす大切な役割を果たします。夏場の室温上昇を抑える効果があり、結露の発生も防いでくれるため、家を長持ちさせるために欠かせない工夫です。
さらに、建物の木部には防蟻処理も施しています。これはシロアリなどの害虫から住まいを守るためのもので、目には見えませんが、安心して暮らすためにはとても重要な作業です。
また、中間検査も無事終わり、着々と高性能で快適なお家づくりが進んでいます!^^「見えない部分への丁寧な施工」が、快適で安心できる暮らしにつながっています。
次回のブログもどうぞお楽しみに!
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