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NO.2| 五感にやさしい、こだわりの家 in 藤枝市「見えないからこそ丁寧に」
こんにちは!
西遠建設 SEIEN ARCHITECT広報担当の山内です^^
家づくりで最も大切なのに、完成後には見えなくなってしまう工程。
それが「基礎工事」です。
私たちSEIEN ARCHITECTでは、この“見えない部分”こそ、もっとも手を抜かない工程として大切にしています。
今回は、藤枝市の新築工事現場から、「基礎工事完了」のタイミングで、どんなこだわりや工夫が詰まっているのかを現場写真とともにご紹介します!
目次
見えない敵に、見えない守りを ― シロアリ対策
木造住宅の大敵・シロアリ。
当社では、基礎工事に入る前に、シロアリ防除のための土壌処理剤を散布し、地中からの侵入を防ぎます。
薬剤の効果は約5年持続。「家価値60年サポート」により、定期点検と必要に応じた再処理で、長く安心を守り続けます。
※この作業は、コンクリート打設前のタイミングで行うため、完成後にはまったく見えません。
だからこそ、家の寿命を左右する大切な工程です。

見えない力で支える構造 ― ベタ基礎とは?
西遠建設では、注文住宅の基礎工事に「ベタ基礎」を採用しています。
地盤全体に鉄筋とコンクリートを敷き詰めることで、建物の荷重を面でしっかり受け止める構造です。これにより、耐震性はもちろん、湿気やシロアリに対する強さも備えています。
また、床下の湿気対策として、防湿シートを地盤全体にしっかりと敷き詰めています(写真)。
このシートが、土壌からの湿気の上昇を防ぎ、住まいの快適性と耐久性を支える役割を果たしています。
このあと、この上からコンクリートを打設し、構造体としてのベタ基礎が完成していきます。
湿気に強く、耐震性に優れ、シロアリ対策にもなる——
目に見えないところにこそ、快適で安心に暮らせるワケがあるのです。

耐震性へのこだわり ― 建築基準法を上回る仕様
見えない鉄筋(配筋)の中にも、家族を守る工夫が詰まっています。
当社では、配筋の太さ・本数・間隔すべてにおいて、建築基準法を上回る仕様を採用。
また、コンクリートの品質管理にも徹底して取り組み、温度・打設時間・打ち継ぎなどにも細心の注意を払っています。

徹底した品質チェック ― 第三者機関による検査も実施
現場では、鉄筋を丁寧に組み上げ、コンクリートを均一に打設。
熟練の職人による手仕事と、現場監督による厳しいチェックに加え、第三者機関による配筋検査も実施しています。

まとめ ― 見えない部分が支える、60年先の安心
基礎工事が完了すると、これらのこだわりはすべて見えなくなります。 けれど、その見えない部分が安心で快適な暮らしの礎になります。 次回は、住まいが少しずつ形になっていく過程をご紹介しますのでどうぞお楽しみに^^

浜松・藤枝で建築家と建てる注文住宅
