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【浜松・藤枝】地震に強い!建築家と考える耐震住宅の4つのポイント
こんにちは、西遠建設 SEIEN ARCHITECTの山内です。
静岡県、特に浜松・藤枝エリアは東海地震や南海トラフ地震のリスクが高い地域として知られています。この地域で安心して暮らすためには、地震に強い住まいづくりが欠かせません。西遠建設SEIEN ARCHITECTでは、建築家と共に考える耐震住宅づくりを通じて、多くのご家族に安心を提供してきました。今回は、建築のプロが教える「本当に地震に強い家」を実現するための4つの重要ポイントをご紹介します。
目次

浜松・藤枝エリアの地震リスクを知る
浜松市は南海トラフ地震で最大震度7、藤枝市を含む志太地域も震度6強が想定されています。過去には1944年の東南海地震、1854年の安政東海地震など大きな被害をもたらした地震が発生。浜松の砂質地盤と藤枝の粘土質地盤では地盤特性も異なるため、地域に合わせた対策が必要です。

ポイント1:地盤調査と適切な基礎設計
どんなに頑丈な家でも、地盤が弱ければ意味がありません。西遠建設SEIEN ARCHITECTでは、建築前に入念な地盤調査を実施。スウェーデン式サウンディング試験で地盤の強度を正確に把握し、必要に応じて地盤補強工事を行います。
基礎には、地盤特性に合わせたベタ基礎を採用。鉄筋の配置も構造計算を基に一般基準より密にし、コンクリートの強度も高めることで、地震時の建物の安定性を確保します。

ポイント2:国内最高レベルの「耐震等級3」を標準採用
万が一の場合、我が家が避難所レベルの耐震性能
西遠建設SEIEN ARCHITECTでは、最高レベルの「耐震等級3」を標準採用。
法律で義務付けられていること以上の対策を行い、防災拠点となる警察署や消防署と同レベルの「耐震等級3」を持つ構造躯体を提供しています。これは、国が定める耐震レベルの最高等級です。
全棟で許容応力度計算を実施
全棟で構造計算を完全実施しており、確かな根拠に裏付けされた「高耐震の住まい」を提供しています。私たちが行っているのは、その中でもより高度な専門的知識が必要な「許容応力度計算」。柱の1本、梁の1本、基礎に至るまでのすべての部材にかかる力を計算することで安全を担保しています。

ポイント3:バランスのとれた耐力壁配置
地震に強い家づくりでは、耐力壁のバランスが重要です。西遠建設SEIEN ARCHITECTの建築家は、X方向(東西方向)とY方向(南北方向)の両方に十分な耐力壁を確保。建物の四方にバランスよく配置することで、地震時のねじれ現象を防ぎます。
また、1階と2階の耐力壁の位置を合わせる「同一線上配置」を採用。地震の力を効率よく基礎に伝える設計で、大開口の窓や吹き抜けなど開放的な空間も安全に実現します。
設計のポイント
耐力壁の偏りを数値化する「偏心率」を0.3以下に抑えることで、バランスのとれた耐震設計を実現。これにより、どの方向から地震が来ても均等に力を分散できます。

ポイント4:高品質な構造材と金物接合
西遠建設SEIEN ARCHITECTでは、厳選された含水率15%以下の木材を使用することで、経年による収縮や歪みを最小限に抑えます。
接合部には、一般的な釘打ちではなく、ホールダウン金物やプレート金物などの高性能金物を採用。特に柱と土台、柱と梁の接合部は、地震時の引き抜き力に強い接合方法を採用しています。

建築家と創る安心の住まい
西遠建設SEIEN ARCHITECTでは、単に強い家を建てるだけでなく、デザイン性や住みやすさも両立した住まいづくりを提案します。浜松・藤枝エリアの地震リスクを熟知した建築家だからこそ、この地域に最適な耐震設計が可能です。
耐震性能だけでなく、断熱性能や省エネ性能も高いZEH住宅の提案も行っています。地震に強く、快適で、エネルギー効率の高い住まいで、長く安心して暮らせる家づくりをサポートします。
浜松市・藤枝市をはじめ、静岡県西部〜中部エリアで家づくりをご検討の方は、安心して長く住み続けられる家づくりをお考えなら、まずは無料相談会や完成見学会へお気軽にお越しください。