BLOG & COLUMN

ブログ&コラム

2025.10.30

成長に合わせて変化する子供部屋の広さと設計アイデア|浜松・藤枝で建てる子供部屋

COLUMN
成長に合わせて変化する子供部屋の広さと設計アイデア|浜松・藤枝で建てる子供部屋

子どもにとって、部屋はただ眠る場所ではなく、遊びや学び、自己表現の場でもあります。
浜松・磐田・藤枝を中心とした静岡県西部・中部での家づくりでは、限られた敷地や日差し・風通しなど地域特性を踏まえた間取り設計がポイント。
本コラムでは、年齢ごとに変化する子ども部屋の理想的な広さや、成長に合わせて長く快適に使えるレイアウトの工夫を紹介します。
建築家と考える「成長を支える子ども部屋」のヒントをまとめました。

理想的な子供部屋の広さとは?

理想的な子供部屋の広さとは?

子どもにとって、自分だけの部屋はただ眠る場所ではなく、遊び・学び・自己表現の場としても機能します。
浜松市・藤枝市を中心に地域密着で住まいづくりを行う西遠建設では、「建築家とともにライフスタイルを紡ぐ住まい」を掲げています。
子供部屋は、成長段階の用途に応じて変化させることがおすすめです。
さまざまな工夫を組み合わせて、3.75畳〜4.5畳ほどの広さで快適に過ごすことができます。

 

 

<年齢ごとの用途の変化>

●幼児期(〜6歳):
この時期は遊びと安全性が主役です。床で遊ぶことが多く、おもちゃを広げて遊べる広さがあれば大丈夫です。

 

●小学生期(7〜12歳):
教科書や趣味の道具が増える時期。
・リビングの一角にスタディスペースを設ける
・収納を壁面にまとめて空間を広く使う
・多目的スペースとつなげて使う
といった方法で、限られた空間を上手に活用できます。

 

 

●中高生期(13歳〜):
思春期を迎えると、プライバシーや個性がより重視されます。
机、ベッド、本棚などを無理なく配置できるゆとりがあれば安心です。

 

 

\POINT!/地域性をふまえた+αの工夫
静岡県西部・中部では、気候や敷地の形状、周囲の環境も考慮した住まいづくりが求められます。
例えば、浜松市は海・山・都市の要素が揃った地域であり、家の配置・窓の向き・風通し・日当たりが暮らしの快適さに直結します。

子供部屋も例外ではなく、「窓からの日差し」「風通し」「隣室や廊下とのつながり」などを加味して、広さだけでなくかたち・位置・向きにも配慮することが、長く快適に使える部屋づくりにつながります。

成長に合わせた間取りの工夫

成長に合わせた間取りの工夫

子どもが大きくなると、部屋の使い方や必要な家具、収納の量、プライバシーの大切さも変わってきます。
そのため、将来の変化を考えて間取りを工夫することが大切です。
ここでは、年齢ごとに取り入れると便利なアイデアをご紹介します。

 

●幼児期:安全&遊びの両立
この時期は、子どもが駆け回ったり転んだりする機会も多いため、安全性を第一に考えましょう。
床にはクッション性・滑りにくさのある素材を選び、低めの収納棚を設置して、おもちゃを子ども自身が出し入れできるようにすると、お片付けの習慣づけにもつながります。
窓の高さやロックの位置、コンセントの場所など、安全面への配慮も大切です。

 

●小学生期:学びに集中できる環境を整える
小学生になると、学習机を置くようになり、教材や教科書、趣味の道具も少しずつ増えていきます。
遊びだけでなく、「学び」の時間を意識したレイアウトがポイントです。
学習机は、自然の光が入りやすい窓の近くに置くのがおすすめ。
目に優しく、集中しやすい環境をつくれます。
リビングなど、家族が集まる場所とゆるやかにつながるような場所に学習スペースを設けると、安心感も生まれます。

 

●中高生期:プライバシーと個性を尊重する空間へ
中高生になると、趣味・部活・スマホ・オンライン活動など、多様な過ごし方が増え、また「自分だけの空間」がより重要になります。
自分の部屋として使う時期には、ドア・照明・ネット環境(Wi-Fiやコンセントなど)を整えて、落ち着いて過ごせる「自分だけの時間」をつくれるようにしましょう。
衣類や本、趣味の道具など持ち物が増えてくるため、壁面収納や棚、引き出しを上手に使って整理できる仕組みをつくるのがポイントです。
また、時計や照明、コンセントの位置にも気を配り、ベッドまわりや机まわりに使いやすい配置を意識すると快適です。
プライバシーを守るためには、廊下や隣の部屋からの視線・音にも配慮を。
扉や壁材、窓の位置を工夫したり、防音・遮音性能を高めたりすると、静かな空間をつくれます。

 

\POINT!/地域性をふまえた+αの工夫
静岡県西部の浜松・磐田エリアは、住宅地と産業地が混在する地域でもあるため、落ち着いて学べる環境づくりが大切です。
さらに、子どもが独立した後の使い方や、将来まで見据えて、間取りに可変性を持たせるのもおすすめです。

長く使える子ども部屋にするために

長く使える子ども部屋にするために

子どもは成長とともに、部屋の使い方や必要なスペースが大きく変わります。
そのため、「あとから変えられる設計」にしておくと、長く快適に使える部屋になります。
特に、静岡県西部・中部(浜松・藤枝など)のように敷地条件や間取りの制約が出やすい地域では、可変性のある設計が暮らしやすさを左右します。
ここでは、将来を見据えた間取りの工夫を3つご紹介します。

 

【1】 可動式の間仕切りで空間を自由に変化
兄弟や姉妹が一緒に使う時期と、それぞれの個室が必要になる時期。
どちらにも対応できるよう、可動式の間仕切り(スライドドア・折れ戸・ロールスクリーンなど)を設けておくのがおすすめです。
●幼児期:広く使える一体空間に
●小学生期以降:仕切って個室に
●将来:ゲストルームや趣味室として再利用
といったように、成長に合わせて使い方を変えられます。
間仕切りを設ける場合は、収納・照明・コンセントの位置を事前に計画しておくと、後からの工事が最小限で済みます。
西遠建設のように建築家とつくる家づくりでは、こうした将来の変化も見越した柔軟な設計が可能です。

 

【2】 多目的スペースを隣に設ける
子ども部屋の隣に「フリースペース」や「スタディーコーナー」をつくっておくのも便利です。
●小学生期:遊び場+勉強スペース
●中高生期:趣味の部屋やシェアスペース
と、ライフステージに合わせて自由に使えます。
浜松・藤枝エリアでは、庭やテラスなどの外空間とつながる間取りが人気です。
「庭側のスタディーコーナー」や「窓際のホビースペース」など、屋外との一体感を持たせたプランもおすすめです。

 

【3】 成長に合わせた収納計画を立てる
成長とともに、洋服・教科書・趣味の道具など持ち物はどんどん増えていきます。
壁面収納・可動棚・床下収納などを設けておくと、すっきり片づけやすくなります。
たとえば、
●幼児期:低めの棚で自分で片づけやすく
●小学生期以降:棚の高さを変えたり、扉付き収納に変更したり
と、使い方の変化に対応できます。

 

\POINT!/地域性をふまえた+αの工夫
静岡県西部・中部は湿度が高く季節変化が大きい地域です。
収納内部の通気性や耐湿性を考えておくと、衣類や本を長く良い状態で保てます。

安全と快適を両立する子ども部屋の設計ポイント

安全と快適を両立する子ども部屋の設計ポイント

子どもが安心して過ごし、のびのび成長できるためには、「安全」と「快適」の両方が大切です。
ここでは、子ども部屋を考えるときに押さえておきたい大切なポイントをわかりやすく整理しました。

 

【1】コンセントや窓の配置を工夫しよう
子ども部屋には、学習机・パソコン・充電機器など、いろいろな家電を使う機会が増えます。
机やベッドの近くにコンセントを設けておくと便利です。
延長コードが増えすぎて足を引っかける心配も減らせます。
また、窓の高さ・ロック・手すり・網戸などの安全対策も大切です。
特に2階の子ども部屋では、転落防止を意識した設計にしておきましょう。

 

【2】自然光を上手に取り入れる
勉強机の近くに窓を設けると、自然光が入りやすく、目にも優しく集中しやすい環境になります。
浜松や藤枝では、東〜南向きの窓が人気。
ただし、敷地条件や隣家の位置も考えて、窓の大きさ・高さ・日差しの入り方を調整しましょう。
夏の強い日差しや冬の冷え込みには、軒やブラインド、植栽などで日差しをコントロールすると快適です。

 

【3】快適な空気と温度をキープ
子ども部屋は湿気がこもりやすい場所でもあります。
風が通り抜けやすい窓の配置や換気経路を考えておくことで、カビやにおいを防げます。
また、断熱やエアコンの配置をあらかじめ計画しておくと、季節を問わず「暑い・寒い」に悩まされにくい快適な空間になります。
照明・スイッチ・ネット配線なども、将来の使い方を考えて少し余裕をもった設計にしておくと安心です。

 

【4】防音で家族みんなが快適に
子どもが成長すると、勉強や趣味などでひとりの時間も増えます。
そんなとき、音が伝わりにくい部屋はとても大切。
壁やドア、床材に遮音性や吸音性をもたせることで、家族の生活音を気にせず過ごせます。
また、交通量の多い道路沿いなどでは、二重窓や外構の植栽で外からの音をやわらげる工夫も効果的です。
西遠建設では、気密・断熱・耐震性といった住宅性能とあわせて、音環境も考慮したプランニングを行っています。

まとめ|西遠建設 SEIEN ARCHITECTでは

まとめ|西遠建設 SEIEN ARCHITECTでは

子ども部屋の理想的なレイアウトは、年齢・性格・家族の暮らし方・地域の環境(敷地条件・気候・周辺状況)によって最適な設計は変わってきます。
特に、浜松・磐田といった静岡県西部、焼津・藤枝などの中部地域においては、地域特性(風・日差し・街の雰囲気・敷地の制約等)を意識した家づくりが重要です。
西遠建設が掲げる「建築家と建てる、デザイン性×機能性」を備えた住まいづくりの視点は、子ども部屋計画にも活きてきます。
子どもにとって「自分の部屋=安心で創造的な空間」となるよう、設計段階から丁寧に間取り・仕様を検討してみてください。

 

 

■最新のイベント情報はこちら
■家づくりに役立つコラム/ブログはこちら
■Instagramはこちら 
■限定プレゼント配布中!LINE追加はこちら